小麦りん先生インタビュー『茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている』
大好評連載中!『茉莉花ちゃんの好感度はぶっ壊れている』は、異性の好感度メーターが視認できるようになった主人公・彼方と、彼方への愛が重すぎてメーターが色々と限界突破している幼馴染・茉莉花ちゃんの関係性を描いたラブコメ作品です。「絵柄が可愛い!」「ヒロインたちが気になる!」と、早くも話題の本作。作者である小麦りん先生に、漫画制作からプライベートまでたっぷりとお話をお伺いしました♪
今回のインタビュアーは、担当編集のNです。
まずは先生のご経歴を教えてください。
イラストレーターとして働いていたところ、漫画制作の経験が0にも関わらず、「漫画を描いてみませんか?」とオファーが飛び込んできまして。「何も分からないけれど、せっかくお声がけをいただいたからには、とりあえずやってみよう!」と、二つ返事でお話を受け、漫画家としての活動がスタートし、現在に至ります。
本作でのお気に入りキャラクターと描く時のこだわりを教えてください。
描いていて一番楽しいのは茉莉花ちゃんです。特に変顔のシーンが大好きで、メインヒロインにこんなアホな顔をさせるのも珍しかろうと、やりたい放題やっています(笑)
本作には、茉莉花ちゃんをはじめ、魅力的なサブヒロインが続々と登場します。
それぞれのキャラクターにイメージはありますか?
紗雪ちゃんは、見た目はヤンキーだけれど、よくよく話してみるとめっちゃ可愛いというギャップのある女の子をイメージして描いています。
第3話に登場する心菜ちゃんは、人懐っこい犬みたいなイメージです。ちょっと餌付けしたらすぐに懐いて甘えてくるし、逆に少しでも放っとかれるとイジけてどこかへ行ってしまうような、そんな分かりやすいワンちゃんキャラをイメージして描いています。
ヒロインたちのキャラ作りで参考にしている事柄はありますか?
特に意識していることはないのですが、自分がこれまでに触れてきた作品であったり、現実世界での人付き合いであったり、そういった中から自分なりの「可愛いヒロイン像」ができあがっているのではないかと思います。
ズバリ!自分が付き合うとしたら、どのヒロインの子を選びますか!?
付き合う相手として一番安全なのは、紗雪ちゃんかなと思います。まだ連載が始まったばかりなので、そこまで深掘りはできていませんが、ヒロインの中で一番家庭的で素敵なお嫁さんになってくれそうなのは、紗雪ちゃんな気がしています。
ちなみに、ここでひとつ制作裏話を……。
紗雪ちゃんのエプロンのデザインは、初期段階では担当編集のNさんから「小学生が家庭科の授業で作るようなドラゴン柄にしましょう」とオーダーいただきましたが、却下しました(笑)
◆家庭科のドラゴンエプロンは却下されて可愛らしいエプロンデザインになった。
本作では、「異性の好感度メーターが見えるようになる」という独特の設定がありますが、先生が本作を描く上でこだわっていることはありますか?
「好感度メーター」や、先ほどお話した茉莉花ちゃんの変顔なども含め、とにかく読者の皆さんが本作を読んでハッピーになってくれたらいいなと思いながら描いています。
一日の終わりに疲れて帰ってきて、でも眠る前に本作を読んで笑って、「ああ、今日も良い一日だったな!」とハッピーな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
影響を受けた作家さんや作品はありますか?
私自身、笑えるハッピーなギャグ寄りの作品が好きで、あらゐけいいち先生の『日常』や、おおのこうすけ先生の『極主夫道』などが大好きです。日常の中にある、ささやかな非日常感。作中のキャラクターは大真面目なのに、読んでいる読者は大笑いしてしまうような、そういったシュールギャグの雰囲気が好みで、作品づくりにおいても大いに影響を受けていると思います。
シュールなギャグ作品をより秀逸に描くためには、画力が必要となるので、もっと頑張らないといけないなと感じます。
時には作品づくりに行き詰まってしまうことがあるかと思います。そんな時は、どうやってリフレッシュしていますか?
思うように制作が進まない時は、とりあえず散歩に行って、カフェでコーヒーを飲んで気分転換をします。ちなみにコーヒーはブラック派です。
最近は、カフェやパン屋巡りにもハマっていて、息抜きと同時に趣味のひとつにもなっています。
最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!
いつも作品を読んでくださって、本当にありがとうございます。
これからも茉莉花ちゃんたちのことを愛していただけたら嬉しいです!
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
ちょっとした制作裏話も飛び出す、ハッピーなインタビューとなりました。
小麦りん先生、ありがとうございました!
ヒロインたちとの恋模様も気になりますが、
先生こだわりの「茉莉花ちゃんの変顔」にも、ぜひご注目ください♪
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