愛を食べる魔物~しがない絵描きは嘘つき貴族に囚われる
「力を借りた以上、きみは僕の恋人だ」深く危うい愛からは、もう逃れられない――新米画家・メイは生活のためにせっせと絵を描いていた。ある日、人生を左右する大仕事が舞い込んでくるものの、上手くいかず失望してしまう。「圧倒的な芸術の才能が私にあれば…」そんな時、画商・ルイスに芸術の才能を授けてもらい…?才能が開花し喜ぶメイだったが、その代償は大きかった。「僕はリャナンシー。代わりに愛をもらわないといけない」ルイスの正体は、愛を食べる妖精だった!鋭くあやしい眼差しで見られたら、もう彼の手の中――