インタビュー

サウロ先生インタビュー『鬼条院家の花嫁~鬼に見初められた没落令嬢~』

大好評連載中!『鬼条院家の花嫁~鬼に見初められた没落令嬢~』は、 
想い人の幼馴染がいながらも没落した家族を救うために別の男性のもとへ嫁ぐことになった主人公・咲耶子と、
鬼の血を受け継ぐ旦那様・天威の恋を描いた少女漫画作品です。
大正ファンタジーの華やかな世界観が魅力の本作。
和物が大好き!と語る作者・サウロ先生に、本作について詳しくお話を伺いました!

――今回のインタビュアーは、担当編集のMです。
まずは、サウロ先生が漫画家になったきっかけを教えてください。

 
小学生の頃はアニメが大好きで、アニメーターになるのが夢でした。
『美少女戦士セーラームーン』や、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』には特にハマっていましたね。
もちろん絵を描くことが好きだったのですが、同じくらいストーリーを考えるのも好きで。
自分の考えたストーリーで絵を描くのであれば、アニメーターより漫画家のほうが向いているかもと思い、
中学生くらいからは漫画家を目指しはじめました。
 
――サウロ先生は主にTL作品を中心にご執筆されていましたが、本作は少女漫画になります。
TL作品との違いや、意識されているポイントはありますか?

 
やはり一番の違いはベッドシーンの有無ですね。
TL作品ではベッドシーンが物語の見せ場、山場になり、
なんだかんだそれで問題を解決できていたのですが、少女漫画ではそうはいかなくて。(笑)
少女漫画はベッドシーンがない分、主人公と相手の感情を会話や行動で示し、
ストーリーを深掘りしていく必要があるので、考えることは増えたと思います。
本作では特にキャラクターのセリフ表現には気を配っていて、
それぞれのキャラの性格や時々の感情に合った言葉遣いをしているかを意識しながら描いています。

――少女漫画の中でも、本作は「大正ファンタジー」という独特の世界観ですが、ジャンルの印象はいかがでしたか?
 
子どもの頃から『まんが日本昔ばなし』が大好きで、その影響もあって和物の漫画作品や着物には非常に興味がありました。
だからこそ、「大正ファンタジー」という世界設定で作品を描けることは、とてもうれしかったです。
和洋折衷で絵的にも華やかにできそうだなとワクワクしました。
 
――サウロ先生は衣装にもこだわって本作を描かれていますよね。
 
着物は形を上手に描かないと頭身のバランスが崩れてしまうので、作画が難しいんですよね。
足が長すぎても似合わないので、バランスを意識しながら描いています。
 
――そのほか、本作に登場する鬼キャラたちもビジュアルが特徴的ですが、
キャラを描く上でのポイントがあれば教えてください!

 
天威については、江戸時代の歌舞伎役者が着るような派手な衣装をイメージして描いています。
前作の『異世界大奥~王妃になりたくば夜伽で殿下に愛され続けよ~』を執筆する際に、
江戸時代の文化についてリサーチをしていたのですが、その時に見た歌舞伎役者の衣装が
天威のイメージにぴったりだったので、今回採用しました。

――ビジュアルに加え、鬼たちは一人一人の名前も個性豊かですが、どのように名づけているのでしょうか。
 
鬼たちは自然と共に生きているイメージなので、自然の少し怖い部分、荒々しい部分が表れるような名前をつけています。
例えば、「天威」は文字通り「天の威力」を指し、転じて「天子の威光。皇威。」を意味します。
また、「湛水」は「水をいっぱいに満ちたたえること」を、「烏夜」は「闇夜」を意味する言葉です。
このように、鬼たちの名前にはちょっとした裏設定といいますか、
こだわりが隠れていますので、ぜひ注目していただけたらうれしいです。
ちなみに私のお気に入りキャラは、湛水です!(笑)

――描いていて一番楽しいシーンはどこですか?
 
ドラマチックな見せ場よりも、日常シーンを描くのが楽しいです。
ただ二人で会話をしているだけの場面や、食事をしている場面など、
日常的なシーンでキャラの素の部分、人間味が出てくるので、描いていてとても楽しいです。

――続いて、先生のプライベートにも迫っていきたいと思います!
時には作品作りに行き詰まってしまうこともあるかと思いますが、そんな時はどんなことをして気分転換をしていますか?

 
行き詰まった時は、一旦考えるのをやめて部屋の掃除をはじめます。
考えごとばかりして煮詰まってしまうと、作品に対する客観的な視点を見失いがちなので、
全く関係のない作業をして頭の中をリセットさせます。
うちには可愛い猫ちゃんがいっぱいいるので、作品作りに行き詰まると、
まずは猫トイレの掃除をしています。(笑)
 
――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!
 
人間の咲耶子と鬼の天威。
それぞれに違った感覚、価値観を持つ二人が、これからどうやって関係を築き上げていくのか、
異種間の恋愛を楽しんでいただけたらうれしいです。
今後とも、応援をどうぞよろしくお願いします!
 

作品の細部に込められたこだわりの数々をたっぷりと語っていただきました。
サウロ先生、ありがとうございました!
華やかな衣装や鬼たちの名前、キャラのセリフなどにも注目しながら、
今後の展開をぜひお楽しみください。

☆作品はこちら↓

☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp

TOP